【第6回】現役フリーランスに本音を聞いてみた

・未経験からフリーランスになっても仕事はある?
・フリーランスになったら本当に自由に働けるのか?稼げるのか?
・教材やスクールが沢山あって何から始めたらいいのか分からない

 こんな疑問や悩みをもっているフリーランス志望の方のための現役フリーランスへのインタビュー第6回!大好評につきこのインタビュー企画は第6回目となりました。今回はライター歴3年のマツノミユさん。フリーランス歴は、フリーランスになりたての方と比較的近いので共感する部分が多いのではないでしょうか?

目次

きっかけは「もう外で働けない」と思った事

宮崎

まずマツノさんの自己紹介をお願いします。

マツノ

 はい。Webライターをしているマツノミユと言います。Webライターは3年前からやっています。よろしくお願いします。

宮崎

ライターになったきっかけはなんですか?

マツノ

 6年前になるんですけど、仕事のストレスで虚血性腸炎になって入院したんですね。私自身、ストレスがかかってるってわかってなかったんですけど。
 その仕事を辞めてバイトしていたんですが、またそこでも仕事してるうちに出血するようになって、思うように働けなくなりました。
 その後は主人がしている農業を手伝っていたんですけど、また血が出て入院っていう形になってしまったので、もう私外で働けないなって思いました。

マツノ

 それで自分のペースで家で働けるWebライターをしようかなと思ったのがきっかけです。

宮崎

 病気が原因だったということですね。Webライターになってからは、特に症状はありますか?

マツノ

 全くないです。ストレスが知らない間にかかっていたんだなと思います。今は楽しんでいます。

宮崎

 楽しいのが1番ですもんね。
 いきなりWebライターになろうって、あんまりならないと思います。自分が本当に物書きが好きだとか、そういう経験がないといきなりやろうとするのはハードルが高いのかなっていう印象があります。そこは気にしなかったんですか?

マツノ

 私は中学か高校の時から詩とかポエムとかちょっとした小説、ショートストーリーっていうんですかね、そういったものを書くのが好きでした。
 だからその当時から「そういう仕事あればいいな」とは思ってたんです。
 でもなかなかこういう家で出来る仕事で・・・

宮崎

内職ですか?

マツノ

 そう内職です!当時内職しか知識がなかったので「内職では稼げないから」っていう理由で外で働いてたんです。
 (仕事を)辞めたタイミングで、「Webライターという仕事があるんや」っていうのを調べていくといくうちにわかったので、それでやってみようと思って始めました。

宮崎

 今はWebライター1本でやってるんですね。

マツノ

はい。Webライター1本です。

営業:まずはタスクをこなせ

宮崎

今実際に仕事の方はどうやって営業されて取っていますか?

マツノ

 私はクラウドソーシングのクラウドワークスっていうところを主に使ってます。そこで自分が「受けたいな、やってみたいな」って、ワクワクするような案件に応募して、採用いただいたらそちらで仕事をさせてもらってます。

宮崎

 そうなんですね。初めたての頃からずっとクラウドワークスを使って活動されたんですか?

マツノ

 始めたときは、クラウドワークスとランサーズと両方登録してたんですね。経験がないので初めって全然稼げないというか、お金にならないじゃないですか。確か(報酬が)1000円以上ないと実際自分がお金を手にできない(報酬額が1000円以上でないと、報酬受け取り用の自分の口座に振り込まれない)。
 ランサーズとクラウドワークスの両方に登録していたら、それが効率悪いなって思ったんです。そういう経緯から今はクラウドワークス1本に絞って仕事するようにしてます。

宮崎

 収益の柱をうまく一つにまとめたっていう感じです。分散させずにクラウドワークス1本でやってこうみたいな。そうしないと出金ができないという問題があったと。
 最初の方って実績を積むのってすごい大変じゃなかったですか?

宮崎

 今は3年経験されてるので、ある程度実績があると思うんですけど、最初の頃って文字単価0.3円とか0.5円とかをこなしてっていう感じだったんじゃないんですか?

マツノ

 そうですね。
 いざ始めるってなったときに、「みんなどうしてるだろう?」って思ったまず調べるじゃないですか。私が当時参考にさせてもらったのが、「とにかくタスクをこなしましょう」っていうネット上のアドバイスです。
 とにかくタスクをこなせば、それが実績として「こういう仕事させてもらいました」ってアピールできるから、とにかくこなしましょう。「経験も何もないなら、そうするしかない」みたいな感じの記事でした。

マツノ

 なのでそのままタスクをとにかく、2ヶ月こなしてみました。
 それプラス私は学生時代とかとにかく恋愛に打ち込んでたんで、恋愛の経験は活かせるかなと思い、それを踏まえて3ヶ月目ぐらいからプロジェクトに応募するようになったんですよ。
 文字単価0.5円からの私はスタートでした。

実績作りには記名記事がアツイ

宮崎

 その文字単価0.5円の仕事をやっていて良かったなっていうのはありますか?

マツノ

 その仕事をやって良かったなと思ったのは、記名記事を書かせて頂けたことです。
 文字単価の高いところに応募するにしても、その実績を言わないと信憑性がないので。
 「自分の名前でこんな記事書かせてもらってます」っていうのを、(ポートフォリオに)載せることができたので、それがすごく次のアピールに繋がりました。

宮崎

それは結構大きいですよね。

マツノ

はい、大きかったです。

「私こんな弱いんや」とびっくり

宮崎

フリーランスになってみてマツノさんがここ苦労したなとか、何かこういう失敗をしたなみたいな経験ってあったりしますか?

マツノ

 フリーランスになってびっくりしたのが、「私こんな弱いんや」って思ったことです。
 外で仕事をしてたら、9時始業とか8時半始業とかで、必ずその時間に合わせて行かないと駄目じゃないですか。けどフリーランスって始める時間、何時でも自由じゃないですか。
 私、朝がめちゃくちゃ弱いんですよね。とにかく苦手で夜が得意なんですけど。
 どんどん自分の生活リズムが崩れていって、それがまず最初にぶち当たった壁というか、苦労したところですね。

マツノ

 自分のそういった弱さの部分でいうと、仕事を普通にしてたら、他の先輩とか課長とかの目があるので、休憩したりとか、ツイッター見たりとか絶対しないです。
 でも家で1人で仕事をしているとついつい横になってしまったり、ツイッター見たりとかしてしまって、「これは駄目だな」って何度も自分を律しながら仕事をして今があります。

宮崎

気持ちは、すごくわかります。

マツノ

 それまで私はコンビニとか人と関わる仕事をしてきてたんです。なのでフリーランスになった当初は、仕事自体は楽しいんですけどすごく孤独に感じることが多くて。

宮崎

ああ、そう言いますよね。

マツノ

 誰とも喋らないから、美容院行ったときに嬉しすぎて話しすぎたりとかするぐらい普段孤独で寂しくて、ていうのを最初ぶち当たりましたね。「寂しい、寂しい」って思いました。

「時間を頂く事」

マツノ

 今はTwitterとか「わからないことに対して答えてくれる場所」っていうのがあるんですよ。
 (もしかするとよく調べたらそういう場所があったのかもしれないですけど、)私が当時抱いた
印象としては、気軽に質問できるような環境がないなって思いました。
 自分でしっかり学習して習得していって、もう本当に(全てが)自分にかかってるっていう感じでした。 

マツノ

 実際Twitterでプロのライターさんがつぶやいてるのを見てて、「今の子あまりにも簡単に質問し過ぎや」みたいなことを言われて、そういうことかと思いました。
 仕事をしていて新人やったら当たり前のように教えてくれる人がいて、「考えて行動しいや」とはもちろん言われますけど、初め教えてくれる人っているじゃないですか。そういったことが、「Webライターは通じひんのや」と思いました。
 やっぱり(ライターの)皆さんは時間命で書いてはるので、「その時間を頂く事」なんやっていうのが最初に苦労したことであって、学ばせてもらったことでありました。

自分がワクワクする仕事

宮崎

 たしかに、世知辛い世の中です。
 逆にフリーランスになって得した事、良かったことはありましたか?

マツノ

 さっきの苦労したことと同じことになります、朝ゆっくりできて、自分が得意な夜に働けるっていうのはすごく得したなと思います。
 やっぱり夜の方が筆が乗るし、タイピング乗るし、浮かんだことを書きやすい。
 仕事しやすいのが夜だったので、その辺はすごく嬉しかった。
 あと歯医者とか美容院とかの予定がすごく入れやすくなりました。
 結婚して妊活しようかっていう話をしていた時期があって病院に通ってたりしていました。
 自分じゃなくて、先生の方からこの日に来てくださいって言われることが多かったので、その辺の予定が入れやすくなったのはすごくありがたかったです。

宮崎

 平日じゃないとできないことって結構ありますからね。 

マツノ

 あとはもう、自分がワクワクするような仕事に応募して仕事を頂いているので、毎日楽しいです。

宮崎

 よかったですね。今もそれはもちろん続けてらっしゃるんですもんね。

マツノ

はい。そうです。

アドバイスはタスク・ブログ・副業の3つ

宮崎

 例えばですけど、これから本業やってるけど副業で稼いで行きたいとか、もしくはフリーランスになりたいけどなかなかその一歩み出せない方って世の中ってめちゃめちゃ多いと思うんですよ。 もしその方が周りにいたらどんなアドバイスをその人にしますか?

マツノ

 私がWebライターにまずなれたのは、すごく恵まれたことだと思っています。まず自分は(Webライターに)なろうと思ったときに結婚もして、主婦になって、主人が居たのでとても始めやすかったんです。
 自分の友達で、今普通に会社員で働いてて、「フリーランスになりたいねんけど」って、例えば相談されたとしたら、私はまず「副業として初めてみたらどうだろうか」って言うと思います。自分がもしまだ結婚もしてなくて、旦那っていう支えもなくて、普通に働いてたら多分なれなかった。Webライターになりたいと思っても勇気を出してトライ出来なかった。

マツノ

 自分がもし結婚してなくて仕事をしている状態でWebライターなりたいと思ってたら、多分副業として始めてます。
 なのでそんな風にまずアドバイスすると思います。
 (ライターになりたての)当時私はまずタスクをこなすっていうことに取りかかったんですけど、タスクに取りかかりながら、「自分がどんな記事を書きたいのか、どんな仕事をしたいのか」と考えて、「その分野のブログを作ってみたらどうだろうか」って、提案すると思います。

宮崎

 自分の得意分野のブログ書いてみて、そこで情報発信してくっていうような。

マツノ

 何も経験のない状態から仕事に応募することになるので、その時にブログが生きてくると思うんです。
 だからまずそういうふうにアドバイスすると思います。 

マツノ

 本業で仕事を持ちながら、まず副業として始めてみて、その副業が軌道に乗ってきたら、「本業くらいお金を稼ぎたいのか、どれぐらい稼ぎたいのか」っていうのを自分の中でしっかり持つこと。
 例えば週末土日で副業すると仮定して、報酬がこれぐらい(3万円とか5万円とか)、この日数でこれくらい稼げるんやったら本業でフリーランスになったらこれぐらい稼げるっていう算段をする。それで辞める見込みをつけて辞めた方が、賢い選択なのじゃないのかなと思います。
 後悔するにしてもダメージが少なくて済むし、踏み出しやすいんじゃないのかなと思います。

宮崎

 素晴らしいアドバイスだと思います。僕も副業から入った人間なので。今は会社経営してますけど。
 じゃあ独身女性の方はまず結婚していただいて…

マツノ

そうですね、まずは結婚していただいて。

宮崎

 旦那さんを味方につけてということで。
 主婦の働き方としては、新しい働き方ですよね。小さいお子さんがいたら、絶対外で働けないじゃないですか。家の中にいたら内職っていう、小さい仕事してるよりかは(フリーランスとして)少し単価が高い仕事ができるので、お子さんの為にもなりますし、家族の為にもねなりますからね。

マツノ

 何より子供さん居はったら、なおさら自由な時間って嬉しいんじゃないのかなと思います。

宮崎

 そうだと思います。わかりました。本日はどうもありがとうございました。

マツノ

 ありがとうございました。楽しかったです。

マツノ

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