売上台帳の要件はたったの2つ。フリーランスでも売上台帳は必須、持続化給付金申請で泣かない為に

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こんにちは。フリーランスWebライターの樋口正です。

特にクリエイティブ系のフリーランスの方はそうかもしれませんが、売上金額にあまり興味がないのではありませんか。

僕は限界レベルの売上しか稼げないので多少は気にしていますが、いちいち売上台帳を書いたりするのは面倒なのでやりたくはありません。誰かにやってほしいです。

しかし、フリーランスはそんなことを言っている場合ではありません。フリーランスは自由である代わりに、責任も全て自分が負っているのですから。

フリーランスが普段から売上台帳を書いていると、確定申告の際に書類を作るのに便利です。また、いざという時の補助金の申請や、融資を通そうと思った時の書類の作成なども素早くできます。ですから、普段から売上台帳を書いておくに越したことはないのです。

本記事では、フリーランスに売上台帳は必要なのかという点や、フリーランスが持続化給付金を申請するための売上台帳の書き方、売上台帳のテンプレートなどについてご紹介します。

記事自体は5分もあれば読めますので、ぜひ最後までご覧ください。

目次

フリーランスに売上台帳は必要?

フリーランスに売上台帳は必要かと言われれば、必ずしも必要ではありませんが、やはりあった方が何かと便利というのが正解でしょう。

上述のように、確定申告の際の書類作成や、各種補助金の申請の際に必要になった時にすぐに書類を提出できます。

特にフリーランスの方は、仕事が忙しい時にはとことん忙しくなり、仕事以外のことができなくなりますよね。ですから、仕事が比較的落ち着いている期間の間に売上台帳を作っておいて、普段の仕事の合間に記帳するだけで売上金額を管理できるような状態を作っておきましょう。

また、売上金額だけでなく、会計ソフトへの記帳も定期的に行い、確定申告直前になって僕のように慌てることがないようにしましょう。

売上台帳の提出が申請に必要な持続化給付金とは?

持続化給付金とは、2020年の新型コロナウイルスのパンデミック発生後に、日本経済全体が壊滅的打撃を受けたことによって実行されたフリーランスなどへの経済支援策です。

2020年にフリーランスが持続化給付金の給付対象となるには、以下の要件を満たしていなければなりませんでした。

持続化給付金申請対象の要件
  • 2019年以前から事業収入があり、今後も事業継続する意思があること
  • 2020年1月以降、新型コロナウイルス感染症拡大の影響等により、前年同月比で50%以上事業収入が減少した月があること

コロナウイルスのパンデミックという後世にも残るような大事件があったために、フリーランスなどの事業者が申請すれば「持続化給付金」という形で無償でお金が配られることになりましたが、普段であれば絶対にあり得ません。

しかし、今後もこのようなことが起こることはあり得ます。今回の件で行政側のオペレーションについても前例ができたはずなので、今後も給付金が配られるようなことがあれば売上台帳の提出が必要になると考えるのが自然でしょう。

特にコロナウイルス禍は売上に対するインパクトが大きかったために、普段から売上台帳をきちんと記帳しているフリーランスの方は素早く動けて出血を早めに防げたのではないでしょうか。

日本にはこれからもコロナウイルス禍のような大事件が起こることがないとは言い切れません。特に「絶対起きる」と言われている富士山の噴火や南海トラフ地震のような大災害が起きた時には、今回のように給付金が配られる可能性があるでしょう。その時のためにも備えておくのが賢明です。

フリーランスの持続化給付金申請に必要なその他の書類

2020年にコロナウイルスパンデミック後の経済対策のために施行された持続化給付金制度。この制度の申請のためにはいくつかの書類が必要になりました。

今後の参考までに持続化給付金制度の申請のために必要になった書類を売上台帳も含めて以下にまとめました。

持続化給付金申請に必要な書類
  • 売上台帳
  • 確定申告書類
  • 通帳の写し
  • 本人確認書類(運転免許証や個人番号カードなど)

売上台帳だけでなく、確定申告書類も申請のために必要でした。したがって、売上台帳だけでなく過去の確定申告書類もきちんとまとめて保管しておきましょう。当然保管してあるとは思いますが、いつでも取り出せるように管理もきちんとしておくのが良いでしょう。

持続化給付金申請のためのフリーランスの売上台帳の書き方

持続化給付金申請のために必要だった売上台帳の書き方についてご紹介します。

売上台帳に必要な要件は基本的に以下の2つだけです。

売上台帳記載の要件
  • 対象月の事業収入が記録してあること
  • 対象月の事業収入の合計額も記録してあること

上記を満たしていればフォーマットは何でも構いません。普段から記帳・入力している確定申告用の会計ソフトから抽出した売上データでも構いませんし、エクセルで作成したデータでも構いません。電子データでなくても、手書きの売上台帳でも大丈夫です。

結論としては、普段から会計ソフトに記録しておくか、エクセルファイルを作成しておくかするのが無難でしょう。上述した要件2つ以外にも、売上台帳をよりよく書くために以下の情報を記述しておくことをおすすめします。

売上台帳に記載すべき情報
  • 売上が発生した日付
  • 取引先
  • 売上金額
  • サービス名・内容
  • 売上の合計金額

フリーランスでクライアントから仕事を受けている方が気をつけなければいけないのは、売上が発生した日付がいつになるのかということです。

売上が発生した日付は、請求書を発行した日付です。クラウドソーシングで受注している方の場合は、クラウドソーシングで納品してクライアントの検収が完了し、支払額が決定した日付になります。

よくある勘違いとして、売上が入金された日付と売上が発生した日付を取り違えているケースがあります。しかし、売上が発生する日付は請求書を発行した日付、あるいは納品して売上金額が確定した日付になるのでご注意ください。

クラウドソーシングで受注している方であれば簡単ですが、個人でクライアントに請求書を発行されている方の場合はご注意ください。

フリーランスの売上台帳のテンプレート(書き方の例も)

フリーランスの売上台帳のテンプレートと、書き方の例を以下でご紹介します。以下はライティング業・翻訳業を営んでいる僕のような方の売上台帳の例です。Webデザイン業やプログラミング業の方も以下のような記載方法で大丈夫です。

2021年1月の売上台帳

売上No.売上発生日取引先売上金額サービス名
11/11A株式会社¥100,000ライティング10記事
21/20B株式会社¥50,000ライティング5記事
31/25C株式会社¥20,000翻訳1記事

売上合計 ¥170,00

上記のような簡易的な記載で大丈夫です。サービス内容のところをより詳細に記載しようと思えば表として見にくくなってしまいますので、それは請求書に書いておけば大丈夫でしょう。他にシートを作って内訳を書いておいても良いかもしれませんが、それは面倒なのでやはり最初から請求書にサービスの内容を細かく記帳しておくのが良いでしょう。

店舗ビジネスをやっているような方の売上台帳は以下のようになるでしょう。売上発生日を1日単位にして客数と1日の売上金額、客単価を記録しておけば良いでしょう。

2021年1月の売上台帳

売上No.売上発生日客数売上金額客単価
11/11100¥100,000¥1,000
21/12200¥200,000¥1000
31/13100¥150,000¥1,500

売上合計 ¥450,000

あまり複雑に書く必要はなく、端的に1日ごとの売上金額と、1ヶ月の売上総額、後で聞かれた時に売上の内訳が答えられるような記載、の3つのポイントを押さえておけば大丈夫です。

フリーランスは売上台帳で売上を管理しよう

フリーランスも普段から売上台帳を記帳しておけば、いざという時にすぐ給付金申請などができます。

2020年にあったような経済危機が今後起こらないとも限りません。そんな時にすぐ給付金や補助金の申請をするためにも、普段から売上台帳を作って売上をきちんと管理しておきましょう。

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