答えられないと税金で痛い目にあう!?5分で理解するフリーランス、個人事業主、自営業の違い

フリーランス個人事業主自営業違い

こんにちは。フリーランスWebライターの樋口正です。

「フリーランスと個人事業主と自営業って何が違うの?」と思いますよね。僕のようにフリーランスになりたての方や、フリーランスを目指している方であれば当然だと思われます。

また、フリーランスと個人事業主と自営業で、自分がどの区分にあたるのかしっかりと認識しておかないと後で払うべき税金を払わずに税務署からお叱りを受けるかもしれません。

というわけで本記事では、フリーランス・個人事業主・自営業のそれぞれの違いと、税金の違いについてご紹介します。記事を読めば、それぞれの違いについて理解できます。

また、あなたが払うべき税金についても理解できるので、意図せず脱税してしまい、税務署から呼び出される事態も避けられます。

記事は5分程度で読めますので、ぜひ最後までお読みください。

目次

フリーランスとは?

フリーランスという言葉は、契約単位で仕事をもらう働き方、並びにその形態で働いている人を指します。

フリーランスの語源を理解するとより「フリーランス」という言葉について理解が深まると思うのでご紹介します。

フリーランスという言葉は中世ヨーロッパで生まれました。中世ヨーロッパで戦争を行う際には王や貴族の正規軍だけではなく、傭兵団を募集していました。その傭兵たちは戦闘のたびに募集され、戦闘ごとに契約し、戦闘が終わると契約を解除されていました。彼らは敵勢力と契約を交わしていないためにフリーであり、かつ槍騎兵(ランス)だったため、フリーランスと呼ばれたのです。

つまり、フリーランスとは、契約単位で働くスタイル・人のことを言います。誰かに雇用されているわけではなく、自分自身で契約を受注して働くスタイル・人のことです。

昨今、フリーランスが増えてきた背景にはインターネットの発展、並びに普及があります。インターネットを使うことで、インターネット経由で仕事の受注や、仕事上のやりとりが可能になったために、フリーランスとして働くのが容易になったのです。

フリーランスの代表的な職業はプログラマー(あるいはエンジニア)でしょう。プログラムを設計して納品する作業は一人で完結できますし、わざわざオフィスに出向く必要がありません。また、勤務している時間数よりも、成果物が実際に完成しているかどうかが重要であるため、フリーランスとして働くことが可能なのです。

「フリーランスは契約単位で働く」というだけですと、契約社員や派遣社員とも一緒と捉えられるかもしれませんが、違います。契約社員や派遣社員は会社に雇用されていますが、フリーランスは雇用されてはいません。雇用されていない状態で企業などと直接契約を結んでいる場合のみ、フリーランスと呼ばれます。

フリーランスの中には派遣社員として働きつつ、フリーランスの労働も両方こなしている方もいらっしゃいます。その場合、その方はあくまで「派遣社員でありながらフリーランスでもある」という状況です。

フリーランスの就業形態が可能な職業には小説家や芸能人、デザイナー、大工や漁師、講師やライターなど様々な職業が存在します。

個人事業主とは?

個人事業主とは、雇用されておらず、法人も設立せずに営業を行っている自然人のことを指す法的な呼称です。法人事業主という概念と対になる概念として税法上で設定されています。

よく「一人社長」という言い方をすることがありますが、法人を設立していない場合は個人事業主です。法人を設立していたら個人事業主ではありません。

一人で営業していても、「反復性と継続性」がなければ個人事業主とはみなされません。例えばメルカリで不用品を時折販売している人や、不定期に開催されるフリーマーケットや地域のお祭りなどで商品を作って販売している人は、個人事業主ではありません。

自営業とは?

自営業とは、誰からも雇用されず個人で仕事を行っているスタイルを指す慣習的な言い方です。自営業者には個人事業主と、一人で営業している法人事業主を含みます。

フリーランスと個人事業主の違い

フリーランスと個人事業主の違いについて詳しく解説します。

個人事業主であっても、フリーランスでない人はいます。フリーランスはあくまで「契約単位で働くスタイル・人」を指す言葉なので、契約単位で働かない個人事業主はフリーランスではありません。

契約単位で働かない個人事業主にはどのような人がいるのでしょうか。例えば商店街の個人営業の八百屋さんやラーメン屋さんなどは個人事業主でありながらフリーランスではありません。これらの人たちは契約単位で単発の仕事を請け負っているのではなく、直接消費者に対して商品を販売しているので、フリーランスとはみなされません。

個人事業主でありながら、フリーランスでもあるという人はたくさんいます。例えば僕のようなライターやプログラマー、デザイナーやマーケターなど、契約単位で仕事を受注しており、法人も設立していないような人たちがそうです。

最近ですと、せどりやYouTuber、アフィリエイターなどの人たちも「フリーランス」と読ばれているケースが見受けられますが、狭義にはそうした方々は「フリーランス」ではありません。誰かと契約して成果物責任を負って働いているわけではないからです。しかし、最近では「フリーランス」とただの「個人事業主」の境界は曖昧になってきているとも言えます。

まとめますと、フリーランスと個人事業主は違う概念です。フリーランスはあくまで「働き方」に注目した概念であり、個人事業主は「税法上の区分」です。

フリーランスと個人事業主の税金の違い

フリーランスと個人事業主の税金の違いについてご説明します。

「個人事業主」という概念は税法上の区分ですので、税金についてはシンプルに解説できます。

個人事業主にかかる税金は以下の4つです。

  • 所得税
  • 住民税
  • 事業税
  • 消費税

上記4つの税金が個人事業主が収めなければならない税金です。

一方で、フリーランスの税金はどうなのでしょうか。これはフリーランスの人が個人事業主なのか、法人事業主なのかによります。

フリーランスでありながら個人事業主でもある人は、上記の個人事業主の税金が適用されます。一方でフリーランスでありながら法人事業主である人は、法人にかかる税金がかかってきます。法人としてかかる税金には例えば以下の税金があります。

  • 法人税
  • 法人住民税
  • 法人事業税

フリーランスで個人事業主の人が法人成りするかどうかは、どちらの方が得になるかを売り上げ金額から推計して考えることができます。

まとめますと、フリーランスでありながら個人事業主でもある人、フリーランスでない個人事業主の人には個人事業主の税金が適用されます。一方でフリーランスでありながら法人である人は法人の税金が適用されます。

フリーランスと自営業の違い

フリーランスと自営業の違いについて解説します。

フリーランスはあくまで契約単位で働く人を指します。一方で自営業者には、契約単位で働かない働き方をしている人も含みます。個人で仕事をしている人は全て自営業者になります。

フリーランスも、自営業も、一人で営業するという点においては同じです。しかし、「他社から受注した契約単位で仕事をするかどうか」という違いがあります。

フリーランスと自営業の税金の違い

フリーランスと自営業の税金の違いについて解説します。

「フリーランス」と「自営業」という言葉の両方が税法上の区分ではないため混乱してしまいますが、どちらの場合にも「個人事業主」あるいは「法人事業主」のどちらかの税金が適用されます。

フリーランスも、自営業も、個人事業主の場合が多いです。しかし、「フリーランスで法人事業主」、「自営業で法人事業主」のパターンもあり得ます。その場合は法人の場合の税金が適用されます。

個人事業主と自営業の違い

個人事業主と自営業の違いについて解説します。

個人事業主は税法上、個人事業主しか指しません。一方で自営業の場合は個人事業主だけでなく、法人事業主も含みます。したがって自営業で法人事業主の場合は、個人事業主とイコールではありません。

個人事業主と自営業の税金の違い

個人事業主と自営業の税金の違いについて解説します。

個人事業主には当然個人事業主が払わなければならない税金が適用されます。一方で自営業者には個人事業主と法人事業主の両方がいますので、個人事業主なら個人事業主、法人事業主なら法人事業主の税金が適用されます。

フリーランス・個人事業主・自営業の違いを理解しよう!

フリーランス・個人事業主・自営業のそれぞれの違いについて解説しました。

それぞれの言葉を理解して、これからの仕事や生活にお役立てください。

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