フリーランスとフリーターの違いってわかる?知らないと笑われる時代が来ますよ

フリーランスで働く方は、友人・知人などに「フリーターなんでしょ」なんて言われた経験が1度や2度は必ずある「フリーランスあるある」ではないでしょうか?

「失敗しないので」でお馴染みの某医療ドラマのおかげで、だいぶ「フリーランス」というワードも定着しましたが、フリーランスとフリーター、ともに「フリー」というワードが入っているせいか、まだまだ世の中では両者を混同してしまっている人が少なくありません。

フリーランスとフリーターとでは、働き方、雇用形態、報酬などまったく違うものです。

ここでは、フリーランスとフリーターの違いについて分かりやすく解説していきます。

目次

フリーランスとフリーター

フリーランスとフリーター、ともに「フリー」というワードが入っていて、【自由に働ける】イメージがあるため、同じようなものと混同しがちです。

そもそも、フリーランスは、『会社や組織には属さず、個人で(会社などから)仕事を受注して働く働き方。』

フリーターは『正社員以外の雇用形態で会社と契約をし、働く働き方』です。

フリーランスの場合、働く時間、場所は基本、自由。しかし、成果報酬制のため、成果(納品)をしないと報酬は得られず、収入が入らない、自己責任なのです。

対して、フリーターは、時給制のものが多く、決められた時間までに、決められた場所に行き働くもの。

会社員に比べて、シフトを組んで働くなど、ある程度の自由はありますが、フリーランスのように好きな時間に、好きな場所で働けるものではありません。

フリーランスとフリーターの違い

フリーランスとフリーターについて、分かりやすい違いを

  • 雇用形態
  • 働き方
  • 確定申告の必要性の有無
  • 収入の差
  • 社会的信用

の5つのポイントにして説明していきたいと思います。

フリーランスとフリーターの違い①:雇用形態

フリーランス:一般的に業務委託契約

フリーター:非正規雇用

最も、フリーランスとフリーターの違いで明確なところが「雇用形態」でしょう。

フリーランスの雇用形態は、(異なる場合もありますが)一般的に、「業務委託契約」。

案件ごとの契約となり、成果を納品することで報酬を得る、「成果報酬制」です。

そのため、契約をできなければ、収入にはなりませんし、契約をしたとしても、ただ契約をしただけで、成果をしっかり納品できなかったら、契約不成立となり、これでも報酬になりません。

自己責任なので、年金、保険などの社会保険も自分で手続きをして、支払い必要があります。

対して、フリーターは「非正規雇用」。

正社員のように正規雇用ではないため、基本、社会保険は自分で支払い(国民保険、国民年金)になるものの、会社と契約をしており、給与として収入を得ることができます。

フリーランスとフリーターの違い②:働き方

フリーランス:基本、自由

フリーター:基本、会社との契約で決められた勤務場所、スケジュール

フリーランスは、上記での説明したとおり「成果報酬制」、つまり、受注をした案件を期日までに納品できれば良いので、基本、働く時間も働く場所も自由となります。

休みの日が決まっているわけではないので、好きに休んでも大丈夫ですし、何時から何時まで働いてもOKです。

しかし、しっかり決められた期日までに納品できないと、信頼を得られないので自己管理をしてスケジューリングをする必要があります。

対して、フリーターは、例えばコンビニや飲食店のアルバイトでも、会社(お店)から「何曜日の何時から何時」とシフトが決められますよね。

つまり、勤務場所、勤務時間なども事前に決められたスケジュールに従って働かなくてはいけません。

分かりやすいのが、最近流行っている「Uber Eats」のデリバリーです。

Uber Eatsは、Uberと契約をするだけで、何時に働け、どこで働け(飲食店がある指定地域というのはありますが…)というのはなく、基本で働く時間を決めて、オーダーが着たら受けて、デリバリーをすることで報酬が得られますよね。

要は、Uber Eatsのデリバリーは、各人がUberと成果報酬制で契約をしているので、フリーランスとなります。

Uber Eatsでただ契約をしただけでは、デリバリーの実績を出さないと報酬になりませんよね。そのため、フリーターではないのです。

フリーランスとフリーターの違い③:確定申告の必要性の有無

フリーランス:基本、自分で確定申告を行う必要がある

フリーター:基本、会社がやってくれる

フリーランスは、自分で収入額、経費額などを計上し所得額を出して、確定申告を行う必要があります。

ただし、基礎控除が48万円あり、年間の収入が48万円以下の場合など、控除額、経費額が収入額を上回っている場合は確定申告は不要となります。

フリーターの場合、会社員と同様、会社から年末調整を行ってもらえるので、年末に確認するだけで確定申告は必要ありません。

ただし、アルバイトを掛け持ちしているなど、1か所だけでなく2か所以上から収入を得ている場合は、自分で確定申告が必要となります。

また、ごく稀ですが、会社で年末調整をしてもらえない場合も、自分で確定申告をしなければなりません。

フリーランスとフリーターの違い④:収入の差

フリーランス:平均年収350万円前後

フリーター:平均年収200万円前後

フリーランスも正直、職種や経験によりピンキリなのでフリーターの平均年収より少ない収入額の方もいますが、自分のスキルが上がるほど比例して収入額も上がってくるので、なかには高収入まで達しているフリーランスも少なくありません。

その代わり、仕事が受注できなくて収入を得られないリスクもあり、不安定というデメリットも存在します。

フリーターは、年齢や実績で多少のアップは望めるものの、高収入は望めなく、平均年収が200万円前後と高くはありません。

フリーランスとフリーターの違い⑤:社会的信用

フリーランス:比較的社会的信用を得られやすい

フリーター:比較的社会的信用を得られづらい

具体的には、クレジットカードを作る、自動車や住宅などのローンを組むなどで必要とされる「社会的信用」ですが、以前に比べるとだいぶ理解度は進んできていますが、まだまだフリーランスもフリーターも会社員に比べると、どちらも社会的信用は決して高くはありません。

やはり、会社員が社会的信用は高いので、現在、会社員でフリーランスもしくはフリーターになることを考えている人は、会社員のうちにクレジットカードを作成しておく、ローンを組んでおくほうがスムーズだと思います。

どちらも社会的信用は高くはないものの、フリーランスは、社会的理解度も高まってきており、収入額や納税の証明することで、クレジットカードの作成など社会的信用を得られやすい特徴があります。

対して、フリーターは、勤務年数が長くなってもなかなか収入アップが見込めず、年収が上がらないため社会的信用が得られにくいといえます。

まとめ

今回は、フリーランスとフリーターの違いについて分かりやすく解説させて頂きました。

現在、日本におけるフリーランス人口は労働人口の17%にあたる1,119万人もいるとされています。

アメリカでは、労働人口の35%まで達しているので、日本でも今の人数以上になっていくことは間違いないでしょう。

フリーランスは働き方の定番に間違いなくなっていくでしょうから、「フリーランスとフリーターって一緒でしょ?」なんて言っていたら笑われてしまう時代が来ますよ。

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